2021年やったゲーム(ネプ)
四女神オンライン
悪い後輩に勧められて。ネプにはまるきっかけとなり、結果的にこれが一番面白かった。ネプの立ち絵や敵モブは使い回しがほとんど(これは後から知った)なのだが、本作はネプテューヌ達がネトゲをしているという設定で新規衣装が描かれ、世界観に合わせて新たな敵モブも追加され、至れりつくせりだったことが後から判明した(その代わり力尽きてボイスがついていなかったが)。一部の敵が無駄に硬いこと以外は、キャラごとに戦い方が個性的、ジャストガードなどアクション要素も一応あり、何よりフィールド上に4人出て戦えるのがよかった。
新次元ゲイムネプテューヌVⅡ
みんなにもうずめの魅力と女神チップスの真実を知ってほしいので、積極的に人に勧めている。
激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団
前述のとおり衣装が変わることは珍しいため、学生服がとてもありがたかった。やりごたえのあるマルチクエストの数々はどれも思い出に残るものだった。特にこちらからの攻撃が1しか通らない(たまに2通る)鋼スライヌは、体力の数だけ殴らないといけず、終わった後は皆疲弊していた。
勇者ネプテューヌ 世界よ宇宙よ刮目せよ!! アルティメットRPG宣言!!
アルティザンスタジオの問題作。といっても今悪かったところを思い返しても戦闘のポチポチ具合とマップの見辛さぐらいしかないような気がしてて、もしかしたら名作だったかもしれない。スレスレのパロディも秀逸。
超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth2 SISTERS GENERATION
妹達への理解が深まってよかった。全ルート制覇の余韻は、真ネプトラルタワーがぶち壊していった。
神次元アイドル ネプテューヌPP
踊っているのがかわいい。育成状況によって発生するイベントがトロフィー取得要件になっているが、どれを見たか分からなくなったのでトロコンしていない。
超次元大戦 ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル
シリーズ恒例キャラでありながらあまり語られることのなかったアイエフさんにスポットが当たるいい作品だった。何故コラボでやったのか......。
超女神信仰 ノワール 激神ブラックハート
ネプのSRPGという異色の作品。SRPGとして面白かった。ワープとキャラクター入れ替えが使えるキャラが同じでレディワック(パックマンがモチーフ)1人しかおらず、地形無視で移動できるキャラも女神化した四女神とワックしかいないため、採用しない理由がなくバランスが壊れていた。キャラ同士のリリィランクをあげるトロフィーがあり、ランクは隣接させたまま技を撃つことで上がるが、攻撃技を空撃ちできない関係で、補助技を持ってないベールなどのキャラは著しく上げづらく、トロコンを諦めた。
ブイブイブイテューヌ
OWANDALが滅びた理由として、カドやHEROが目先の利益に囚われたから〜みたいなことを言われていたが、目先の利益(Vtuber旋風)に乗っかったことへの自戒かとプレイ時に思った覚えがある。ロードの際にいちいち興味のないVtuberの宣伝が流れるのは苦痛でしかなかった。トロコンはレベル上げが面倒だった。
神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY
アニメの復習になった。ネプトラルタワーはリバ2よりずっと優しい。
閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ -少女達の響艶-
新作。忍術アクションが爽快。もっと遊びたかっただけに、20時間程でトロコンできてしまうボリュームが残念。アプデを重ねて快適になっているため、この手のコラボにまた期待したい。
超次元アクション ネプテューヌU
元祖アクション(?)。被弾すると謎の衣装破壊があったが、後続でなくなっているのはラステイションの規制か......。
2021年はネプ以外のゲームを12個、ネプを12個やりました。来年もたくさんゲームがしたいです。
2021年やったゲーム(ネプ以外)
2021年やったゲームの感想です。
ゴースト・オブ・ツシマ
背景や演出は映画みたいで気合い入ってるがその分アクションは控えめ。大体どこでも滝のように紅葉が降ってるのが面白い。
登場人物たちにいまいち魅力がなかった。
スーパーマリオギャラクシー
3Dコレクションのもの。他の2つに比べると操作がやさしめ。
ニッポンマラソン
日本のような何かを舞台にした、イカれたレースゲーム。
オンライン対人戦ができれば盛り上がると思う。トロコンしたくない。
PEACH BALL
通称下品ピンボール。忍ねぷプレイ前にカグラのキャラを予習しておこうとして遊んだ。ピンボール台の上で公序良俗に反する行為が次々と行われ、開いた口が塞がらなかった。
PEACH BEACH SPLASH
忍ねぷプレイ前にカグラのキャラを予習しておこうとして遊んだ。水鉄砲で攻撃して女の子を脱がせる軟派な見た目に反して、硬派な戦略とテクニックが必要な面白いゲームだった。オンライン対戦会も参加させてもらい、かなり楽しめた。
神田川 JET GIRLS
エロス、撲滅!爆乳爆走ジェットレース。
忍ねぷプレイ前にカグラのキャラを予習しておこうとして遊んだが、カグラDLCを購入したのはずいぶんと経ってからだった。
とりあえずストーリーを終わらせ、走り方のテクニックや装備などなどを詳しくまとめてる方のサイトで勉強。そこに初級者脱退目安として紹介されていたタイムが出るように、周りの人間とひたすら神田川地下放水路Cを走っていた。(結局自分が初級者を脱退したのはずいぶんと経ってからだった。)
オンライン対戦があるということで、これもやってみた。当然ボコボコにされたのと、上記PBSと同じ問題(対戦相手がいない)を抱えていたが、毎晩のように川の様子を見に来る方々と毎月の対戦会のおかげで少しずつ上達していったような気がした。
今年で一番満足度の高かったゲーム。
ダークソウル3
初ダークソウル。イライラしない程度に「重厚感」がある。難易度はこれでちょうどいいと思ったので、評判の悪い1と2をするかどうかは悩みどころ。
ポケモンユナイト
ヘタクソはワタシラガ使うという風潮がβからあったため、ほとんどワタシラガを使っていた。
大逆転裁判
1&2を遊んだ。今は続けて遊べるからいいものの、当時は1の後2年近く待たなければならないのはさぞ辛かったに違いない。
スカーレットネクサス
ユイト・スメラギに惹かれて。名前がウケるだけでなく、中身も伴っていた。
アストリアアセンディング
あの勇者ネプテューヌを手がけたアルティザンスタジオの問題作。「続きからはじめる」を選ぶ難易度の高さ、早送りできないストーリー、まるで説明されない専門用語、戦闘のコマンドの選びにくさ、何故かエリアが紐でつながっていて現在地も分からないマップ、不具合で取れないトロフィーが複数あるためトロコンしてる人間がいない、など問題点を挙げると年が暮れる。
発売前から「かの有名なコスモブレーク」やいかにも勇ねぷを想起させるPVなど、盛り上がる要素はあり、「これで名作だったらどうしよう」と心配したが期待の上を行ってくれた。
面白くなかったかというとそうではなく、戦闘はボタンぽちぽちの勇ねぷよりだいぶ改善されており、エコパジョも尊い。が、余りにも遊びづらい要素が多くて残念だった。
現在裏ダンジョンで進行不能バグに遭ってしまっている。トロコンができるようになったらやりたいが、そうなる日は来ないだろう。
原神
始めて以来どハマりしている。女の子がかわいく、動かしたり眺めたりしているだけで楽しい。オープンワールド醍醐味の探索は謎解きを要するものもあり、凝っていてやりごたえがある。装備をよりよいものを目指して厳選するのも楽しい。ちまちまリソースを集めるのも好き。
不満点といえば、男キャラの方が長身ゆえに速く走れ、高く飛べるスキルを持っているのは一部の男キャラだけなこと。横はともかく縦方向の移動はそれによってできることが変わるため、オープンワールドの探索で致命的だと思っている。身長も低いから素早いということがなく、ただ割を食っている。性能面でも高難度コンテンツの使用率上位を男キャラが占めているが、それに目を瞑るとしても、探索における埋められない性別格差は改善してほしい。
また、イベントの復刻をしないうえに、イベントで物語の核心に迫る話をするため、メインストーリーですら話を追えなくなる。当然イベント限定の装備等も貰えない。
他にも育成素材など新規お断りの要素が多すぎて、11月から始めたのでとても苦しい思いをしているが、今はそれ以上に楽しめてるので足りないなりにまだまだ遊びたいところ。
2020年やったゲーム
今年やったゲームについて。
年明けは去年から引き続きポケモン剣盾と風花雪月をやっていて、風花雪月は残っていた教団ルートと追加されたDLC煤闇の章を終わらせた。
以降はほとんど仁王2(の各種周回)に費やしていたけど振り返ったら他のもそこそこやっていたので記録しておく。
十三機兵防衛圏
ものすごく話題になっていたので。不思議な感じがする。登場人物が多くて話も複雑なので逐一自分の考察をまとめながら進めたほうがよかったかも。(一応ゲーム内でも究明編なるものがあるけど。)
ウィッチャー3
スケリッジ諸島はじめとしてフィールドがめちゃくちゃきれいとかアリみたいな文字を大量に読ませるとか色々あったけど、一番印象に残ったのはゲラルトさんの足腰の弱さで
頼むから足腰鍛えて #PS4sharehttps://t.co/WPEzZsdftM pic.twitter.com/LWs5ttazV9
— おつまんとるこ (@otuotuZZ) 2020年5月21日
民家の1.5階分の高さから落ちて落命したときはさすがに目を疑った。この足腰の弱さではスマブラ参戦もままならないだろう。
ゲラルトさんは足腰が激弱なこと以外は渋くてかっこいいし魔法も薬の調合もできるしやたらと博識だしですごいおっさんだった。他にもメインストーリーから外れたサブミッションもメインばりに長くて選択肢による分岐もあって選ばなかった方の選択肢が気になったりメインを補完していたりでよかった。
DLCはまだやっていないのでそれも楽しみ。
ポケモン不思議のダンジョン救助隊DX
剣盾DLCの情報を紹介していたときだったかに突如として本リメイクが発表され、壁壊してドーピングアイテム掘ってた記憶が蘇りテンションぶち上がった。内容としてはストーリーはそのまま、赤/青の救助隊以降のポケダンシリーズの要素も加わってて楽しめた。
LoveR Kiss
小学5年生のパンツが撮影できるとてもよくないゲーム。
仁王2
感想がただただ長くなるので印象に残った(=狂ったように周回した)ミッション達に絞って書いていく。
・兄弟刀
御霊の魂代に継承付き特殊効果がつくことを狙って周回。御霊の魂代に継承がつくかどうか、もあるが真柄直隆と屍狂いが両方しっかり御霊の魂代を落としてくれるか問題も発生し、かなり盛り上がった。
・滲みゆく覆水
鬼火発生装置の前でひたすら手斧投げてた。もう二度とやりたくない。
・瞳に映りしもの
装備品を集めた。目をつむっても周回できるのではないかと思えるぐらい道中が簡単。指が覚えてしまった。4周目も夜叉の魂代をマラソンするためにお世話になった。
・希望の夜明け
にかわを求めて周回。同行者同士の役割分担、NPCの挙動(ホストについていく)、バフアイコンの位置で同行者が今どこを走っているのか読み解くなどの周回技術を学べた。
・人禍の風
百鬼夜行絵巻を求めて。雑に「巴吹雪」をする、麻痺大筒ワンパン(服部半蔵以外)する、麻痺組み討ちワンパンするなどあったが、最終的に麻痺させて手甲の武技「無極」でワンパンしていた。
・災禍の脈動
eスポーツ。
最近の災禍の脈動事情 #PS4sharehttps://t.co/IJ4oMKteGA pic.twitter.com/DLD2hQkD9A
— おつまんとるこ (@otuotuZZ) 2020年11月28日
酒呑童子が初動で振り向きをする時間をなるべく伸ばすためにこちらの配置を調整していたときが一番eスポーツだった。最後の大嶽丸のムービーが夢に出てくるぐらい回った。
・百鬼夜行絵巻(禍ツ武者・鬼火)
鬼火(水)の魂代と鬼火からの小物ドロップを狙って。
・地獄の数寄者
牛頭鬼の魂代のためと、歳殺神の酒が報酬でもらえるのでアムリタ稼ぎに。こちらも牛頭鬼の魂代が確定でないためかなり盛り上がった。
・百鬼夜行絵巻(ボス二体と連戦)
ボスからのドロップがおいしく、一体目を倒した後は縮地符を使って百夜の香を消費せず再挑戦できるため。11月末の時点で
怨霊鬼2000行ってた #PS4share pic.twitter.com/vxYalvMmUJ
— おつまんとるこ (@otuotuZZ) 2020年11月27日
こうなってた。怨霊鬼真柄直隆絵巻周回に力を入れている方々からすると序の口。百鬼夜行絵巻・地獄は奈落獄なんて目じゃない真のエンドコンテンツなのでもっと増えることだろう。特殊ルールで特定恩寵の優先ドロップなるものも出てきてしまったことだし。奈落獄をやる意味がほとんどない、あっても百鬼夜行絵巻・地獄の入手と百鬼夜行絵巻・地獄のドロップをよくするための冥府の瑠璃集めと結局絵巻のためのエンドコンテンツもどきという立ち位置は流石によくないと思うので何かしら奈落獄をやる意味を作ってほしい。
年明けにアプデがあるらしいので、そこでなんとかしてくれ。
SEKIRO
赤鬼に谷底に投げられ過ぎて一生やらないと誓っていたが、結局めちゃくちゃ面白かったのでトロコンまでした。敵の攻撃の後隙を狙ってチクチクするいわゆる「仁王」戦法も通用しなくはないが、敵の攻撃をはじいて体幹を削る「SEKIRO」戦法が当たり前だけどこのゲームには適していて、等身大のチャンバラ合戦が楽しかった。最近のアプデでボス連戦ができたりボスの攻撃パターン変わってたりするらしいのでまたやりたい。
ゼノブレイド DE
王道。BGM、敵との対峙と名を冠する者たちが全てを持ってる。バトルシステムはやっぱり複雑だけど、覚えてきてからが本番だった。
Celeste
難しかった。
リングフィット
運動習慣を作るにはいいかも。
FFCCリマスター
マルチプレイがやりたくて買ったが、当のマルチプレイがあまりにお粗末(雫が貰えるのはホストだけ、なので進行状況を揃えるために同じステージを何度もやることになるがスキップできないボスと雫獲得ムービー、そもそも繋がらない、マップ移動が遅い等々)だったので、エンディングを見たら終わってしまった。全部ソロでやってたら違っていたと思うが、ストーリー的にソロでやるのもなあという感じのゲームなのでかなり険しかった。
逆転裁判123
面白すぎて今までこのシリーズやってないこと後悔した。以降のナンバリング(と逆転検事)もスイッチか何かで出してほしい。
マリオ3Dコレクション
マリオといえば3Dはやったことなし、2DマリオはNewマリしかやってなくて、他はマリカをいくつかやっただけだったが、チケットの片割れが残ってたのでなんとなく購入。蓋を開けてみたら
馬鹿にしてる? #SuperMario3DCollection #スーパーマリオ3Dコレクション #NintendoSwitch pic.twitter.com/oomNIYHOeS
— おつまんとるこ (@otuotuZZ) 2020年10月5日
は? #SuperMario3DCollection #スーパーマリオ3Dコレクション #NintendoSwitch pic.twitter.com/ElcWKOqpfd
— おつまんとるこ (@otuotuZZ) 2020年9月26日
ただおっさんの情けない声を聞くゲームであることが判明。MARIOにはスパイクをプレゼントしたいと思う。マッ!
ライザのアトリエ2
1と同じくひと夏の冒険という感じだったが、1と違うのはパトリツィア・アーベルハイムという最強のポケモンが実装されたことだった。成長したクラウディアも続投して嬉しい限り。ライザもいいが、ツイッター等でライザ以外のキャラのイラストをほとんど見ない(そもそもライザが発表された時ぐらいしかライザのイラストも見ない)のは寂しいので、遊ぶ人が増えてほしい。
マインクラフト
オススメされたので。最初は何が何だか分からなかったが、経験者とマルチやっていくにつれて最低限分かるようになってきた気がする。探索は知らんとこに乗り込んだり敵倒したりで素材集めるハクスラ的な面白さがあるし、建築は何もなかったとこに有象無象ができていくのが楽しい。特に建築は意外と表現の自由度も高くて他の人の眺めてるだけで楽しい。自動化設備とかも。mod導入しないでこれだから導入したらどうなってしまうんだろう。
自分は今仁王2の封魔の霊堂(平等院)を再現しようとしていて、それが完成したら仁王1の海鳴りふたたび(厳島神社)に着手したい。
~
2021年は今年よりさらに時間がなくなってしまうが、まだまだやりたいゲームとやりたい仁王2はたくさんあるので、今年以上にゲームに真剣になっていきたい。既に結構積んでいるけど、やるべきゲームは常に募集してます。
仁王2聖地巡礼夢路篇/牛若戦記/平安京討魔伝
逢魔が時ミッション「暗魔の胎動」を、ぬっぺふほふや鬼猟鬼の魂代、高推奨レベルの百鬼夜行絵巻を求めて何度も周回しているうちに、「暗魔の胎動」の光景が再現されている京都の鞍馬山に行きたくなっていた。きっと山道を歩いていると鵺の轟き、琵琶牧々の音色が聞こえ、空を見上げると餓鬼が火薬玉を投げてくるのだろう。京都には鞍馬山以外にもあやかしの跋扈する場所があるので、その辺りも見て秀の字の足跡でも追いたいなと思い京都巡礼を決めた。
封魔の霊堂
雪の降る時期では無かったが、紅葉と建物の朱色が映え、静かな水面に映りとても綺麗だった。鳳凰堂の内部は予約制で拝観することができるが、既に多くの観光客が出入りしており、アムリタは壊された後だった。ただ、ざっと百人は常世同行をしていたのに誰も宝玉をはめる場所を見つけることができず、水を抜くことができなかったのは残念だった。
この橋を渡ることはできなかった。妖狐に気づかれ落命をする者が後を絶たなかったことが原因で立入禁止になったのだろう。
平等院ミュージアム鳳翔館の出口近くに邪を祓う鐘もあった。鳳翔館は鳳凰堂内部の再現や雲中供養菩薩像などが展示されていた。
写真を撮り忘れたが、この東屋はトイレ前の休憩所として使われていた。近くに黄泉醜女がいるので休憩どころではないはずだが......。
醍醐の花見
まずは三宝院庭園。驚くべきことに水がなみなみと満ちていた。庭園内が立入禁止なのは足を滑らせて落命する人が多いからだと合点がいった。ミッション開始直後、総黒熊毛植兜の製法書を落とす片桐且元が建物の中にいたが、残念ながら撮影禁止であった。気になった方はぜひその目で確認して欲しい。
三宝院の鍵を使って外に出るための扉。通常は常世のそばの鍵を取って開けなければいけないが、こちらは固く閉ざされていた。
一の谷形兜の製法書を落とす福島正則が歩いている通路。アムリタは既に破壊されており、上醍醐へ向かう道が伸びている。それにしてもこの醍醐寺は再現度が高く、桜の季節に来たらさらに楽しめるだろう。
上醍醐への道のりはちょっとした山道になっており、夢を追いかける藤吉郎の気持ちになりながら登って行った。
上醍醐は紅葉が美しかったが、果心居士はいなかった。おそらく桜の季節でないと出現しないのだろう。
暗影蠢く鞍馬
鞍馬の山門をくぐるとすぐに鬼猟鬼のいる階段を見つけた!この世界では 由岐神社と呼ばれているらしい。分かりにくいので階段を登った側から撮ると......。
これはすごい。
興奮冷めやらぬまま本殿まで登るとあまりにも見慣れた光景が広がっていた。中央の六角形の部分はパワースポットらしく、観光客が代わる代わる写真撮影をしていた。ぬっぺふほふが常闇の主になっていて魂代を確定で落とすので確かにパワースポットかもしれない。本殿の中も入れるが、鬼火や大入道は既に同行者によって駆逐されていた。感謝。
上ルートへ向かう扉。鵺を求めてこの先のちょっとした山道を歩くが、見つけることができなかった。1時間程歩くと貴船神社に着く。ちなみに、この貴船神社への下り道は恐ろしく急勾配なので足腰が弱い方は注意してほしい。奥の院魔王殿まで行って引き返す人も見られた。
妖巣の大門
京都駅の北口に羅城門が再現されていた。実物の1/10らしい。耳を近づけると土蜘蛛のひっかき攻撃の音が聞こえてきた。
大内裏地獄変
東寺は大内裏にあるわけではないが、ミッション開始時のキャプションに映っている塔が五重塔そっくりなので東寺に向かった。各所にシダレヤナギが植えてあり、禍々しい妖気が立ち込めていてまさに地獄変だった。
おまけ
鞍馬にあったこじんまりとした博物館。鞍馬山の動植物や義経ゆかりの物品が展示されている。何故かカメムシの展示に力を入れていたのが面白かった。
今回はケーブルカーを使わなかったが、日本一短い鉄道路線らしい。現在土砂崩れの影響で市原駅から鞍馬駅まで運行できなくなっている叡山電車と合わせ、次に来るときに乗ってみたい。
今年やったゲーム
今年も終わりなので、今年遊んだゲームを遊んだ順に軽く振り返る。
イース7
ティアが重い。霊場巡り~ラストにかけて重さに耐えきれなくなって唸り続けてた。五大竜と汎用ボスBGMだけで食っていける。カヴァケロスは最悪。イース8よりも先にこちらをやりたかった。
ゼノブレイド2
オートで武器を振る、コンボの種類の豊富さ、ヘイトなどなど戦闘の仕組みが複雑な所が面白くもあり、画面内の情報が多すぎて駄目な点でもあった。お使いにお使いを重ねるクエストは気が狂う。ホムラ&ヒカリのデザイン、王道なことしか起こらないストーリーは結構好きだった。無印ゼノブレイドをやったことがなく、スイッチでリマスター版が出るらしいのでやってみたい。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
なんでもできるので、50時間程度では全く遊びつくせていない。
OCTOPATH TRAVELER
まだ裏ボスをやっていないので、ストーリーに関して足りてなさすぎる点はそこで解消されるのではないかと期待している。ハンイットで始めたが、犬が活躍できる場面が再序盤以外なかったのが残念だった。
ルルアのアトリエ アーランドの錬金術師4
アトリエシリーズは全く触れたことがなかったのでこれが初。可愛い女の子同士の絡みはすごく可愛いことに気づいたことが一番の収穫だった。いろいろ調合するよう命じられたのに戦闘は強いクラフトを作ってぶん投げることに収束してしまう(ように見えた)ので悲しかった。
仁王
どこに敵を配置するとプレイヤーに気づかれないか?
どのような足場にすればプレイヤーが落下するか?
どういう仕掛けにすればプレイヤーの気を引き付けられるか?
どのように動けばプレイヤーに攻撃させる隙を与えないか?
どうやったらプレイヤーに最高の不快をお届けできるかをとことん研究している。仁王2もその流れが踏襲されているので楽しみ。服部半蔵(槍)が如何なるいらない便宜を図ってくるか目が離せない。
イース セルセタの樹海
システム面はほぼイース8なので遊びやすい。アドルのあり得ない冒険心によって樹海の謎が強引に解き明かされていくのは痛快だった。ラスボス鬼ごっこしてただけなんだけど倒し方が悪いのか?
イース9 -モンストルム・ノクス-
冒険がほぼ監獄都市で完結する冒険っぽく無さ。人の物語だったイース9はアドルの人となりを大事にしていた。異能アクションは新しくて楽しいけどシャドウダイヴが空気。過去作要素をふんだんに入れ込んでいたのはファンサービスで嬉しかったが手放しで勧めにくいゲームになってしまった。キリシャが大人になっていく様子はただただ興奮するばかり。
ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜
村社会が嫌いなライザ......だったはずなのだが結末はあれでよかったのだろうか?後日談がほしいところ。調合中にその調合に必要なものを調合しに行けないのは非常に不便だった。材料の場所もレシピも分からないのも不親切で、1周目は攻略サイト見ないことにしてるからひたすらローラーしていた。仲良し→破綻→仲良しの友情物語はよくある話だがキャラ同士の掛け合いが多くて楽しめた。
ポケットモンスター シールド
UI、通信周り、大人に守られた社会からの脱却を大人が先導している脚本の気持ちの悪さ等々お粗末な点が目立ち、とても令和元年に発売されたゲームとは思えなかった。対戦は3桁差マッチに苦しみながらも楽しんでいる。すばやさ即時反映はすぐに慣れたが、ダイマックスわざで隣を積む感覚は慣れない。
今はポケモンとFE風花雪月をプレイしている。
来年もたくさん面白いゲームをしたい。
仁王聖地巡礼番外篇(三浦按針の足跡を追って西の果てまで行った話)
台風一過の令和元年神無月、肥前国の平戸に来ていた。何をかくそう、この地でかの青き目のサムライが落命している。
仁王には登場しないものの、ウィリアムゆかりのスポットは数多くあったので以下はそのレポート。
オランダ商館
日本とオランダの交流の歴史に関する資料が展示されている。 ウィリアムが乗っていたリーフデ号の模型、徳川家康に取り入られる様子が記された史料、ウィリアム解説ビデオなど、仁王ファンならかなり楽しめる展示品が並ぶ。
オランダ商館は機能が長崎の出島に移された際に破壊され、今あるものは復元されたものである。ただ、塀や井戸など当時の遺構は若干残っている。
按針坂
三浦按針の墓にいたる坂道にはおおかた「按針坂」の説明書きがある。いかにも輪入道や岩が転がってきそうな坂。自分は5か所見つけたが、後で調べてみたら見たことのない按針坂があったのでもっとあるのだろう。興味のある人は探してみても面白いかもしれない。
三浦按針の墓
按針坂をいくつか登っていくと、うゐりあむ・あだむす三浦按針之墓と刻まれた墓がある。左の石は無縁塔、右は夫婦塚であることが英語で説明されている。ケリーを排除し、日本の危機を救ったウィリアムの功績に感謝し、静かに手を合わせた。
なお、墓に行くためには坂道を20分以上直登しなければいけないので、動きにくい格好だと苦労するかもしれない。墓の近くの展望台からは平戸大橋と平戸城が一望できてなかなか壮観なため、墓参りが目的でなくても登る価値はある。
按針の館
ウィリアムは商館には住まず、ここで落命をするまで暮らしていた。今ではお菓子屋になっており、買ったものを按針の館内で食べることもできる。ANJINと焼き印のある「按針」というお菓子はここでしか取り扱っていない。
おまけ:九十九島
平戸でも「つくも」でもないが佐世保近くに九十九島という島があり、そこの海きららという水族館に行ってきた。上部開放型の大水槽の発想は面白かったが魚種が少なく、全体通してあっさり見終わってしまったため微妙。飼育員の方々が九十九武器を振り回して水槽を掃除していたのが印象的だった。
仁王聖地巡礼九州篇(鬼の棲む島)
仁王でウィリアムが最初に訪れた「鬼の棲む島」。そのモデルとなっているのは大分県臼杵市沿岸にぽつりと浮かぶ「黒島」であるとゲーム内で明記されている。
令和元年 長月にここ黒島を訪れたので以下はそのレポート。
黒島とは?
ここでは大分県臼杵市の黒島。周囲約3km、標高27m、面積5haの小さな島。かのウィリアム・アダムスやヤン・ヨーステンが乗船していたリーフデ号が漂着したとされる。島全体が小高い丘になっており、山頂に土器、石棺等が出土した古墳群がある。漁村として栄えたとされる。
同名の島はいくつもある(沖縄竹富町や佐世保の黒島が有名)が、ここの知名度は低い。岸から300mも離れておらず、波も穏やかな地形なので泳いでも到達できると思われる。なお、ゲーム内でのウィリアムは漂流ではなく帆船から小舟に乗り換えて上陸している。
上陸
対岸の佐志生港から出る漁船で島に渡ることができる。黒島壮の大将に電話して渡してほしい旨を伝える。料金は往復500円で、海水浴シーズン以外は駐車料金と兼ねているのだと思われる。なお、第二土曜日は休漁日で瀬渡ししないようなので注意が必要だ。
一般的な人間は釣りや海水浴を目的に島に渡るらしい。絶妙にアクセスが悪く、人も少ないのでうってつけに見える。我々は青き目のサムライの足跡を追ってこの島に上陸した。
仁王と呼ばれた青き目のサムライの真実
上陸してすぐ、リーフデ資料館がある。ここにはウィリアム・アダムスの肖像の他、リーフデ号の模型、当時の書籍など貴重な資料が数多くある。が、入口の扉は開け放たれ頻繁に手入れされている様子はなく、ほとんど人が訪れないようだ。
また少し歩くと三浦按針上陸記念碑やウィリアムの像がある。ウィリアムが鬼や残党を退治した功績が称えられている。
一見風光明媚な場所に見えるが、慎重に歩を進めないと落命する。調子に乗って島を一周などしようものなら痛い目を見るだろう。島は山頂の村長屋敷を越えて行かなければならないのだ。
このような刀塚は浜辺の随所に見られ、最初のステージだからと侮っていたサムライがいかに多いかを物語っている。目を凝らすと守護霊が見えるはずだ。
「鬼の棲む島」
山から海へ延びるこのような軌道もあった。木材を切り出して運んでいたのだろうか。はたまた斜面を切って作った畑で取れた作物を運んでいたのだろうか。質素な生活を脅かす鬼への村人の抵抗の様子が見られる。
浜辺には鬼によって破壊されたと思われる社があった。セーブや消耗品の補充などができる社は鬼の標的となったのだろう。
小さな島に不釣り合いなほど大きい村長屋敷は、今や見る影も無かった。入って鍵を取りに行ってみたかったが、入口に割れたガラスが飛散しており危険だった。
このような立派な村長屋敷は跡形もなかった。
最後に
小さな島でありながら、充実度は計り知れなかった。三浦按針が服部半蔵と出会い、「自由」を取り戻す旅に出たその船出を追いかけることができて大変感動している。
感動のあまり、按針と家康を題材としたNHK大河ドラマ制作を要望する署名活動に署名してしまった。オンラインでできるのでぜひ署名してほしい。
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2210/anjin-project/taigadrama-petition/online.html